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コラーゲンは食べても意味がない?
2024 / 05 / 13
「コラーゲンは食べても意味がないのでは?」と疑問に思う人は多いのではないでしょうか。一部では、コラーゲンがただの流行であり、摂取しても効果がないという意見も聞かれますが、本当にそうなのでしょうか?
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目次
■コラーゲンは食べたりしても意味がない?
■コラーゲンペプチドの吸収性
■健康上の利点
■まとめ
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コラーゲンは食べたりしても意味がない?
コラーゲンを含むドリンクやサプリメントを摂取しても、その効果が即座に肌の弾力性やしわの改善といった形で現れるわけではありません。
さらに、コラーゲンは消化器官を通過して吸収されるため、摂取したコラーゲンが直接的に肌や関節に届くかどうか?という声もあります。
特に、コラーゲンは体内でタンパク質の合成に必要な栄養素ですが、摂取したコラーゲンがどれだけ体内で分解・吸収され、最終的にどのような効果をもたらすかについては疑問視する意見も見られるため、「コラーゲンは食べたりしても意味がない」というような声が聞かれます。
コラーゲンペプチドの吸収性
しかし、実際のところ、コラーゲンペプチドは消化器系でしっかり吸収されるようです。
2019年に公表されたコラーゲンについての研究(Sikorska-Wiśniewska Mらの研究、Journal of Functional Foods)では、摂取したコラーゲンペプチドが血液中に検出され、皮膚や関節などの組織に到達することが示されました。
これは、特に加水分解されたコラーゲンであるペプチド形式の場合に当てはまります。
健康上の利点
コラーゲンペプチドの摂取は、皮膚の弾力性や水分保持能力の向上、関節の健康維持、骨密度の増加など、さまざまな健康上の利点をもたらす可能性があります。
年齢とともにコラーゲンの合成が低下する私たちにとって、コラーゲンを日々に取り入れることは大切なことです。
まとめ
「コラーゲンは食べても意味がない」という主張は、近年の研究結果と照らし合わせると確実なものではなくなっています。
自分が口にするものは体の中でどのような働きをするのか、常に新しい情報を取り入れて自分が納得した上で効果的だと思う方法を選びましょう。
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