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トラブルネイルの予防も 美しい爪にコラーゲンの効果

2024 / 09 / 30

今は、ネイルサロンの本格的なネイルアートから、自宅で手軽にできるセルフネイルまで、いろいろな爪のおしゃれを楽しめるようになっています。

素敵なネイルデザインを楽しむためにも、自爪が健康でなければなりません。

爪の健康とコラーゲンの効果についても研究や実験が行われています。

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目次

■爪の構造

■爪のトラブル

■コラーゲンの爪への効果

■まとめ

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爪の構造

爪は皮膚の付属器官であり、皮膚の角質層が硬く変化したものです。一般的に爪と呼ばれている部分は「爪甲」という部位で、主にケラチンというたんぱく質でできています。



健康な爪はそれ自体はほぼ透明で、爪の下の「爪床」と呼ばれる部分にある毛細血管の血液の色が透けて見えるため、薄いピンク色に見えます。



爪自体には神経が通っていませんが、爪床には毛細血管と神経が通っています。爪は爪の付け根部分にある「爪母」で作られ、爪母は血管やリンパ管、神経が通っている重要部位です。爪母は「後爪郭」という皮膚の部分でおおわれて保護されていますが、爪母が傷つくと爪にトラブルが生じます。

爪のトラブル

爪が皮膚に食い込んで炎症を起こすトラブルを陥入爪といい、比較的足の爪に多く、不適切な爪切りや靴による圧迫、歩き方の癖などが原因となります。


一方、ささくれや二枚爪、爪表面の縦筋などの主な原因は乾燥です。爪も皮膚と同様に乾燥に弱く、爪の水分量が13~17%で爪の弾力や柔軟性が保たれ、トラブルが起こりにくいとされています。


爪の水分量は季節によっても変化し、冬は空気の乾燥により爪の水分量も減少して爪が割れやすくなることがあります。爪のトラブルを予防するためには、肌と同じく爪も保湿が大切であるといえます。

コラーゲンの爪への効果

コラーゲンの経口摂取と爪の健康について、製菓メーカーと大学で共同研究が行われました。爪に悩みがある成人女性がコラーゲンペプチドを1日5g、12週間経口摂取したところ、爪の水分量が有意に増加し、爪の硬度は有意に低下したという結果でした。


これはコラーゲンペプチドの経口摂取によって爪の細胞間脂質を増加し、爪の保水性が高まり爪がしなやかになったことで、爪のトラブルが改善したと考えられます。

また、爪に問題のある高齢者が1日7gのゼラチンを3か月摂取したところ、8割以上の人に爪の状態の改善がみられたという実験結果もあります。コラーゲンの経口摂取が爪に与える影響について、詳しいメカニズムはまだわかっていませんが、コラーゲンの摂取によって爪の乾燥を防いだり、爪の成長を促進する効果があることが期待できます。

まとめ

爪は皮膚の付属器官であり、主にケラチンというたんぱく質でできています。爪は乾燥に弱く、ささくれや二枚爪、爪表面の縦筋などの主な原因は乾燥です。


コラーゲンの摂取により、爪や指先の保水性が高まって乾燥を防ぐことで爪に弾力が生まれてしなやかになり、割れたり二枚爪などのトラブル防止に役立つと考えられます。


またコラーゲンには爪の成長促進も期待できるため、健康な爪のために効果が期待できます。

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